2017年10月11日水曜日

BT6-2017/9/3

こんにちは!スタッフのりょーすけです。

この前10月8日(日)のさっぽろじぶんカフェスペシャルに、参加された皆さんも多くいらっしゃるかもしれないですね〜。僕もスタッフで入っていましたが、いつもBRAVE TRANSに来てくれてるみんなも、たくさん遊びに来てくれてましたね。特に「7丁目のパウダールーム」会場はかなりブレトラ率高かった気がします(笑)ありがとうございました!

さてさて、6回目のBRAVE TRANSを9月3日(日)に開催しました。今回も15名の参加がありました。高校生から20代後半まで、幅広い年齢層の参加があって盛り上がりました。内容を紹介します!

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BT6-2017/9/3

今回来てくれたゲストは直也くん、18歳の高校4年生。4年制の学校だそうです。診断されていて、ホルモン治療と改名までしています。学校では、先生と仲の良い同級生以外からは男子だと認識されてて、バイトも埋没してるという直也くんです。

自分の性別に対しての違和感は、3、4歳の時、幼稚園の頃からあったそうです。無意識に立ちションに挑戦して何度も失敗したり、髪をショートにしたいと思ったりした直也くん。でも親がフリフリの服が好きで、女の子らしい服を着てたそう。そういう女の子らしい格好や持ち物が嫌だったそうです。

小学生になって、女子との会話についていけないことに気づいて、周りと違うことに悩んでいたといいますが、でもその原因が性別のことだとわからなかったそうです。「その悩みが性別に関わることだと気づかなかった」と話してました。なんとなく大人になったら男になると思ってたということです。

低学年のころ、黒いランドセルが欲しかったけど、買ってもらえなくてお姉さんのピンクのランドセルのお下がりをもらった直也くん(まだ赤だったらよかったのにと言ってました笑)。でも結局1年も経たずにリュックになりました。このころには髪はショート、服は男の子の格好をして(親に自分から言ったそうです)、男の子の輪に入っていたそうです。この頃には、自分は他の子とは違うことが明らかにわかっていたと話しました。

高学年になって、性別の問題が悩みとして浮上してきます。男の子の格好しかしていない。友達には「こいつはこういうやつだ」と認識されていたものの、親と外を歩くと「息子さん」と言われ、親もとまどい、自分もとまどいの気持ちを持つようになります。そのころ、FTMの陰茎形成の特集をしていたテレビ番組を見て、なんとなく「自分もこの手術をするんだ」と思ったそうです。

ピアノの発表会でドレスを着させられそうになって、本当に無理だと思った直也くんはなんとかパンツスーツを買ってもらい、小学校の卒業式もスーツで出たそうです。

中学生になり、スカートの制服に抵抗を感じた直也くん。小学生の時にも「中学になったらスカートじゃん!」とちゃかされていたそうですが、制服が汚れたとか言い訳してジャージ登校をしていたそうです。でも友達に会うのもいやになり、不登校になったそうです。自分でネットで調べて、自分が性同一性障害だと自覚したものの、悩みが大きくのしかかり、夜眠れなくて朝起きられない毎日。学校生活の中で落ちこぼれてしまったといいます。このころ当事者のSNSに入って、いろいろな知り合いができて、「自分は治療して、男として生きるんだ」と思ったそうです。

そして中3のとき、進路として考えた高校の自己推薦文を自分で書いたそうです。そこでは、自分が性同一性障害であることをカムアウトして書き、担任の先生に見せたところ、そこで全否定され「普通の人にはこんなに理解してもらえないんだ」と落胆したそうです。

先生に全否定されるの、ぜんちゃんの時にも聞きましたね。文部科学省は性同一性障害の児童生徒に対して配慮するように呼びかけているのに、現場の教員の中にはそのこと知らずに心ないことを言うヤツがいるんですよね。りょーすけはそんな教員ぶっ飛ばしてやると一人で怒ってました(笑)。

直也くんの話に戻って、今通っている高校の話を聞きました。学校は制服がないことを第一条件に選び、面接の時に学校にカミングアウトをしたそうです。でも入学してみたら先生も知らなくて、女子として扱われる、私服で学校に通っているのに「さん付け」が苦痛だったとのこと。女子扱いが我慢できなくなり、苦しんだそうです。現状から逃げようと自暴自棄になったり、お酒に逃げたり、自殺を図ったこともあったそうです。

学校を辞めることも考えたそうですが、保健室の先生や、高2のときの担任の先生に恵まれて、自分の苦しさを学校に伝えることができたそうです。そのあと、学校と面談を重ねたり、エルポート(NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Port、LGBT当事者の団体です)にも出会って助けてもらえるようになり、なかなか変わらなかった学校が、配慮してくれるように変わったと言います。

そして東京で診断書をとって、通称名で学校生活を送るようになりました。高3になってホルモン治療を始めて改名して、手術をすることを決意した直也くん。今年のクリスマスにタイで手術をする予約をしたので、一緒に手術を受ける友達と、観光の計画などを立てているそうです。

生活や環境が変わって、治療も進んで落ち着いて来ていても、なかなか自分の中で折り合いがつかないと言いました。新しい彼女ができて、生活がいい方に変わって行けばいいと感じているそうですよ!

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今回は高校生から30代手前の方まで、いろんな年齢層の方が来てくれてたので、フリートークも面白かったですね〜。特に今回手術の話も多くて、いろんな情報交換ができたと思います。終わった後もみんなでまた二次会行ったみたいですよ。楽しんでくれてよかったです!

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さてBRAVE TRANS、10代20代のFTM/X、「女性」であることに違和感がある人なら誰でも参加できます。高校生から29歳まで(厳密には30歳になった次の年の3月まで)参加できます。

次回は、10月29日(日)14時から17時まで、いつもの「7丁目のママ(南5西7第一ファミリービル1階・電車通りローソン向かい)」をお借りして開催します!

参加費500円(高校生以下300円)です。事前申込はいらないので、直接会場へ来て下さい。飲み物はあります。お菓子とかの差し入れ大歓迎ですが、持って来たい人だけ持って来てくれたらいいからね!いつもありがとうございます。

次回のライフヒストリーは、常時くんです!ブレトラのリピーターのみんなからは「常時のライフヒストリーはけっこう聞いてる」って言われたんで(笑)特にまだBRAVE TRANSに来たことのないみなさん!ぜひ常時くんのライフヒストリー聞きに来てくださいね!あ、もちろんリピーターの方もぜひぜひ!よろしくです〜!

*10月28日の次の開催は未定です。早いうちに告知を載せますね。